米国About.comに「情報検索の3つの類型」(Three Mindset of Search)という調査結果が掲載されています。
原文は英語ですので、日本語でこれを紹介したブログポストに触れておきましょう。
Current Awareness Portalの「人が情報を探す3つの理由」がそれです。
記事では上記の調査結果についてこう述べています。
リポートでは人が情報を探す行動を3つのタイプに分けており、それぞれの構成比率は、ピンポイントの答えを求める“Answer Me”タイプが46%、そのテーマに関して全体的な理解をしようとする“Educate Me”タイプが26%、何か面白いことがないか探すという“Inspire Me”タイプが28%、となっています。
詳細は原典に当たっていただく必要がありますが、何より人の情報探索ニーズ、あるいは探索モードは大きく3つ、それぞれ異なるのだという認識は大切です。
特に、情報を読者に向けて発信していく立場の、コンテンツホルダー(メディア企業)にとっては、読者に対しそれがどのような目的(文脈)に即して提供していくべきかと深く考えさせるものです。
さらに言えば、3つのモードのそれぞれに最適化したメディア形式も想定できるはずです。別の機会に論じてみたいと思います。
(藤村)