目に止まったメディアとテクノロジーに関する“トピックス”。2021年6月28日から2021年7月2日まで。
クッキーに別れを告げるとき、メディアがすべきこと[インタビュー] | Exchangewire Japan
Exchangewire Japan
![クッキーに別れを告げるとき、メディアがすべきこと[インタビュー] | Exchangewire Japan](https://www.exchangewire.jp/files/2021/06/BIG_CMC_logo-002.jpg)
——「社会に対してコンテキストを提供する」といい、「“枠から人”ではなく、“人から枠”へと回帰」といい、いま、メディアと広告をめぐって、大きな転換点に立っていることは間違いない。単に「回帰」だけではなく、何が社会に求められているのかから問い返す機会なんだろう。
Cameo Targets $200 Million-Plus in Video Sales This Year
The Information

芸能、アスリートなどのセレブから自分宛てビデオメッセージを購入できるサービスの米「Cameo」。昨年1億ドルの年商が、今年はその2〜3倍に達する見込みとCEOが取材に応えて述べる。新型コロナウイルス禍が落ち着いても、業績は伸ばせるとする。
Trends and Facts on Newspapers | State of the News Media
Pew Research Center’s Journalism Project

Is Facebook Buying Off The New York Times?
Washington Monthly

——先日も、別の記事で米メディアTop.25の主たる所有者を調査したリポートに触れたが、この記事でも。Google、Facebookはメディアへの迂回的な資金拠出を強めている。もちろん、贖罪的と理解もできるが、記事では、政界へのロビーイングと並列するメディアへの工作と論じている。
出版状況クロニクル158(2021年6月1日~6月30日) – 出版・読書メモランダム
出版・読書メモランダム

——今回、目についた情報。書店数の減少トレンドに対する図書館数増大というコントラスト。記事で触れられているが、一方で、図書館員数においては漸減のトレンドだという。

「あの人に偽情報を見せたい」がSNSの“レコメンドAI”悪用で実現する可能性 F-Secureが検証
ITmedia NEWS

——最近のTwitterはアルゴリズムを使い、ユーザが気にするテーマに沿って関連しそうなツィートを表示させる。従来のように、多くをフォローしていなくても、この仕組みで興味を惹くツィートと出会えるわけだが、この仕組みを悪用すれば、的確に特定人物を対象とした“情報操作”が行える。SNSを利用したプロファイリングの威力を見せつける研究。
新聞を購読する日が来るとは。|ヤマダタイキ|note
note(ノート)

——いろいろとためになる情報が盛られている。参考になった。

「ニュースへの無関心」世界で強まるわけとは?
新聞紙学的

さらに、英国、米国などでのフォーカスグループへの調査で、特に新型コロナ報道をめぐって『かなり気が滅入るようになった』『コロナ、コロナ、コロナの繰り返し』などの反応があることを紹介している」。
——個人的な理解では、2020年のパンデミックがまさにニュースへの需要を一挙に押し上げた。しかし、中期的にはニュースへの関心減退が継続している。中心的な主題が失われたとして、どのように分散する主題や手法を取り上げていくのか。ニュースをめぐる問いかけが改めて重要になっている。
今から学ぶ「Googleが推進するFLoC」とは何か – Media × Tech
Media × Tech

“ポスト・クッキー”時代、目玉として登場した「FLoC」。Googleが推進する新たなユーザ嗜好の同定技術について、西田宗千佳氏に寄稿してもらいました。