目に止まったメディアとテクノロジーに関する“トピックス”。2020年9月1日から2020年9月11日まで。
2020年スマホ出荷台数は10.7%減の予想、5G端末は引き続き成長中 | TechCrunch Japan
TechCrunch Japan
「Canalysが発表した新たなデータによると、スマートフォンの出荷は今年、前年比10.7%減となることが見込まれる。ただ、注目すべきいくつかの明るい要素がある。まず、5Gスマホの出荷は引き続き増えている」。
——自宅を出ないことがデフォルトになると、モバイル機器への需要が変化する、というのは当然。5Gはそのような“モバイル”というパラダイムを変える推進力になるのかどうか。
Yahoo’s Geoff Reiss talks new WatchTogether, PlayAR NFL features
Awful Announcing
「とはいえ、IDFAの撤廃が市場に及ぼす影響を推測するのに必要な基準が、アドテクベンダー数社のあいだで統一されない、もしくは公開されないのであれば、賢明な予算立てなど不可能なのである」。——業界(特にメディアの?)の反発に配慮した格好で、Apple新iOSでのユーザトラッキングの事実上禁止が先延ばしされた。しかし、記事は、IDFAの廃止で過去のトラッキング手法の代替アプローチがない以上、悲観的な状況に変わりがないとする。
視聴者に「離脱されない」オンラインセミナーの作り方は?–スライド準備や話し方にも注意
CNET Japan
「結局のところイベントのトータルの長さは1時間が精一杯かなと考えています。30分でメインを終えて、あとはインタラクティブな(Q&Aなど視聴者との対話の)時間に15分、残りは予備として15分といった感じで…」。
——とても充実したノウハウ論。
“メディアが自分で技術を持たなくていいの?” ボトムアップで始まった講談社のデジタル変革、その舞台裏 | 朝日新聞デジタル&M(アンド・エム)
朝日新聞デジタル&M(アンド・エム)
「講談社のウェブメディア『現代ビジネス』の編集部員だった長尾さんは、使っていたCMS(サイトのコンテンツ生成ツール)で、記事だけではなく、ソースコード(プログラム言語)もさわれることを知った。試しにフェイスブックのいいねボタンの位置を動かす修正を加えた…」。
——“なぜ合同会社?”という、けっこう重要な問いへの回答もあり。学びの多い記事。
59% of Google users only visit a single page, and other surprising search insights for publishers | What’s New in Publishing | Digital Publishing News
What’s New in Publishing | Digital Publishing News
検索者の約6割が、検索結果からたった1つのページにしか遷移しない(リストトップを占めることが至上命題)。4つ以上に遷移するのは6%。また、利用者の23%が検索語オートコンプリートを利用。また、約2割が連動広告をクリックなどだ。
“Subscriptions and other diverse revenue sources only set to grow”: How publishers are carving out opportunities from a crisis | What’s New in Publishing | Digital Publishing News
What’s New in Publishing | Digital Publishing News
出版状況クロニクル148(2020年8月1日~8月31日) – 出版・読書メモランダム
出版・読書メモランダム
まさに今月だけでなく、今年は『鬼滅の刃』様々であるけれど、いつまで続くのか。そして来年も同じようにヒットするコミックが生まれるかどうか」。——業界全体の数字を上向かせるぐらいのインパクトある『鬼滅の刃』。一昔前ならこれで自社ビルだろうが、いまであれば、作品開拓とメディアのイノベーションに投資を振り向けることは喫緊。そのような気配が見え隠れしている。
アップル新OSから見える「広告とプライバシー」の近未来 – Media × Tech
Media × Tech
私が編集にも携わる「Media × Tech」に、メディアビジネスに拘る方々にインパクトのある論考が掲載されました。ぜひご確認を。
新しいウェブアプリを一般公開しました
FIJ|ファクトチェック・イニシアティブ
私も理事として参加しているFIJ(ファクトチェック・イニシアティブ)から、一般の方々向けにファクトチェックの現況を手軽に確認してもらえるWebアプリ「ファクトチェックナビ」がリリースされました。ご活用を。