Disruption This Week—–5/8/2015

目に止まったメディアとテクノロジーに関する“トピックス”。2015年5月7日から8日まで。drop

テクノロジーとジャーナリズム/文化的激突をどう克服するのか?

“ジャーナリズム黄金期”と呼ばれ、
テクノロジー界からの投資が相次ぐメディア業界。
同時に、そこではテクノロジーによる文化とジャーナリズムが築いてきた文化が、
激しい渦流を生み出してもいる。
その激突から何が生まれるのか。課題を考える。

メディアビジネスをめぐる潮目の変化という視点で、2014年は特別の年になりました。
Amazon、eBay、Facebook などで活躍してきた創業者らが、次々に伝統あるジャーナリズム、メディア企業へと投資を行っています(厳密には2013年10月辺りがこのブームの起点になりそうですが)。また、それまでメディアに関心を示してこなかった、大物投資家 Mark Andreesen 氏が、新興メディアに巨額な投資を行ってもいます。
また、伝統メディアの中から出現したジャーナリズムの新星たち、たとえばNate Silver 氏(元 New York Times)やEzra Klein 氏(元 Washington Post)、そして、重鎮の Walt Mossberg 氏(元 Wall Street Journal)らが古巣を飛び出し、テクノロジー系メディアと合流したり、新たな投資を受けたりというケースも目立ちました。 続きを読む

“読者開発”とは何か/ジャーナリスト その新たな職能定義

業界に大きな話題と影響を与えた、New York Times「イノベーション・レポート」。
そこでハイライトを浴びた「読者開発」(Audience Development)とは何か。
その意義と変化を通じて、メディア界の重要課題を検討する。

今年春、メディア業界に衝撃をもたらした New York TimesNYT)の内部文書「イノベーション・レポート」。
それは業界の最新トレンドを分析しつつ、同社内部の課題に容赦なく自己批判の刃を当てるものでした。
ていねいに考察すべき論点が、いくつもそこには盛られていますが、中でも注目を浴びたコンセプトに「読者開発」(Audience Development、AD)がありました。 続きを読む

Disruption This Week—–8/8/2014

目に止まったメディアとテクノロジーに関する“トピックス”。2014年8月4日から8日まで。drop

[番外]

ネイティブ広告 どう取り組み、どう成功させるか/Washington Post の挑戦

デジタル広告の一大潮流となったネイティブ広告。
本格的なアプローチを行う米 Washington Post の担当幹部が語る
その成功、そして課題とは。

いまでは、デジタル広告の一大潮流と化したネイティブ広告。
2014年に入って、米国新聞業界にとって、目立ったトレンドがこのネイティブ広告への取り組みの広がりです。

つねにトレンドセッターである New York Times は、この分野でも目立っており、業界スタンダードづくりにも着手しているようです。
同様に老舗新聞の Washington PostWaPo)も積極的です。本稿は米 AdExchangerWaPo の「広告イノベーション/製品戦略 事業責任者」との肩書きを有する Kelly   Andresen 氏に行ったインタビュー「Defining Native Advertising Success At The Washington Post(WaPoにおけるネイティブ広告の成功を定義する)」を紹介します。 続きを読む